オーズ完結編に思うこと
この記事はオーズ完結編にはまらなかった人のものなので、ご了承の上読んでください。
ちなみにオーズ本編自体は普通に面白かった…けど最近の公式の持ち上げ方とかファンからの名作!?の声が嫌になって、やや嫌いになってきた感もあったりなかったり、という感じ
以下、ネタバレ有
まず、この作品の感想としては、ノレナカッタの一言。
元々、うっすらとこの作品は賛否両論という意見をチラチラ、なんだったらエイジが死ぬのもネタバレ踏んでしまってた。
個人的には続編とか後日談でそういうハッピーエンドに泥をぶっかけること自体は好きなので、ほほぉすごいことやるなぁと、見る前はワクワクしていた。
で、本編だけど世界観がわけわからんていうか飲み込めなかった。
800年前のオーズが蘇った←へぇー、封印されてたっちゃされてたけど、蘇ったりするもんなの?ふーん、で、なんで蘇ったの?
そしてその影響で人類は8割死んだ←???何々?王が蘇った理由は置いといて、そのレベル?ライダー映画での人類滅亡直前みたいな話はフィルターかかって見られるけど、これ本編の正式続編でしょ?そんなことある?
ここの2個がいきなり躓いてしまった。
前者はまぁ、正直どうでもいいと思える。わざわざ蘇らせるなら新規グリードと関連付ければいいのに、とか思うけど、まあいい。
後者はさぁ…もっとちゃんとした理由があれば、納得できるのよ。それこそ今回の肝であるアンク復活と連動してしまった、とか本編での選択にデメリットが実はあって、とかなら。
今回のは本編にほぼ関係ないことが理由での人類滅亡はちょっと飲み込めない。描写もVシネだからか知らんけど、ほぼされないのでギミックとしての嘘かと思ってた。
ここでこけてしまったので、その後の展開は全くノレナカッタ。
まーた最終回オマージュしてるよ、はいはいタジャドルタジャドル、これでみんな喜ぶならいいんじゃない?バースXは何かやったっけ?とか一々カンニサワル…
うん、まぁこれでオーズの客演が少なくともエモエモ演出みたいなのはなくなる、という点ではこの作品が作られて良かった。
追記
もう一つ大事なことがあった。
エイジが最後死ぬシーンだが、アンクの憑依を突き放すのがわけわかめ。
ひなお兄ちゃんも瀕死とか、アンクが自分の新しいやりたいことが見つかるとかの描写があれば納得するけど死にたがる意味がわからん。
生きて人助けをしようとするのでは?と思う。
これらがパンフを見ると納得できる、という風潮あるが、本編で描写しきれてないことを外部作品でやるってのは嫌いなので絶対読まないぜ。